~野球道ブログ IBEC USA~

ロサンゼルスで「野球道の魂」を旗印に、小さな侍球児たちが奮闘してます。

元テキサス・レンジャースの大塚晶文氏よりIBEC USAに応援メッセージを頂きました。

大塚晶文氏


大塚晶文選手 レンジャース


ヨッシャー!!

大塚氏の経歴 ← クリック

大塚氏は2013年5月15日より、中日ドラゴンズ時代より慣れ親しまれていた登録名大塚晶則を、御両親から頂いた御本名の  大塚晶文(あきのり)に戻されます。

過日のYahooのトップニュース等で、既にご存知の方も多い事かと思いますが、この度6年のブランクを超え、大塚氏が奇跡とも言える現役復帰をされます。

大塚氏はIBEC USAとも御縁浅からぬ間柄で、今年1月20日に行われた、U-16対象のLA LIONS VS. IBEC USAの試合に 御子息の虎之介くん共々御参加頂きました。
当日の試合には選手として長谷川滋利氏の御子息 洸斗くんも御参加頂き、日本人メジャーリーガー二世選手揃い踏みの大活躍で、試合に華を添えて頂きました。

また大塚氏にはIBEC USAのランナーコーチまで勤めて頂き、 選手たちにとって何とも贅沢な試合と相成りました。


大塚さんと洸斗くん
大塚晶文氏と長谷川洸斗くん

虎之介くん
大塚虎之介くん



大塚氏が2007年にテキサスレンジャースを離れられてから、
優に2000日以上にも及ぶ手術とリハビリの繰り返し生活のが続きました。

そんな当てどのない日々の中に居ても、大塚氏は決して投げる事を諦めなかったと仰います。

右がダメなら左があると、昨年は左投げにも挑戦されたのです。
「体力や能力の限界を感じてマウンドから離れたのではない!不幸な怪我で一旦離れなければならかっただけだ!こんなフェイドアウトは納得できない!結果を出してマウンドを去らねば!」
大塚氏の復帰へ炎は、常に心の中で燃え続けておりました。

並の人間ならば、この様な状態では全てを投げ出し、くさってしまっても当たり前です。
けれども大塚氏は違って居られました。
ではこの苦しい時期をどう過ごされたのか?

それは「人の為に生きる!」と、言う道を選ばれたのでした。
チャリティー活動、ボランティア活動、青少年の育成活動にも勤しまれ、「夢の灯火(ともしび)」を人々の心に点してして来られました。

IBEC USA に頂いた 「応援コメント」←クリック は、氏自身の この様な経験から生まれた、とても重みのある言葉なのです。

大塚氏は我々が目指す「野球道 八つの珠 IBEC USA Code of Honor」(IBEC USA HP TOPに御座います)を地で行く実生活の中で、苦境の中から数多くの大切なものを得られました。


そして氏に転機が訪れます。
今年の3月10日、全盲のセーラー 岩本光弘氏がサンディエゴのハーフマラソンに参加されました。


岩本光弘氏
岩本光弘氏

大塚氏は知り合いを通じて岩本氏を紹介され、レースまでの1カ月間、週2日は一緒に走り、本番のマラソンでも一緒に伴走されました。

氏はこの事がきっかけで、再びケガと立ち向かう勇気が湧き上がって来たそうです。

「マラソンが終わったら、どれだけ痛くても思い切り投げてみようと決心した。これでダメなら仕方ない。」と、強く心に決められたそうです。

そうしたら、投げるたびに驚くほど状態が上がって行ったと仰います。

私はこの事を知った時、ある言葉が思い浮かびました。

「あきらめない奴には、誰も勝てないんだ! by ベーブ・ルース」

苦境の中に居てこそ、人間の真価が問われる。
メッセージの中にあった、氏の仰る「人間性」とは、こんな所から来るのではないかと思います。

大塚晶文選手 王JAPAN

WBC第一回大会では、世界の舞台で彼の「王貞治氏を漢(おとこ)にした男」

大塚晶文氏は2013年6月、日本のBCリーグ「信濃グランセローズ」のマウンドで復帰されます。
背番号は氏の思い入れのある#11(と、なる予定)

「やはり野に置け蓮華草」
蓮華は野に、大塚晶文はマウンドに在るのが一番美しい。

氏の奇跡とも呼べる復活劇は、多くの人々に勇気と感動を与え続ける事でしょう。

我々は大塚氏の今後の大いなる活躍を、海の彼方よりお祈り致しております。
そして頂いたお言葉を胸に刻み、日々精進して参ります。

選手たちの心に響く本当に素敵なメッセージを頂き、一同心より感謝致しております。



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ロサンゼルスで5歳~18歳の少年球児たちが「野球道」を旗印に掲げ奮闘しています。
「野球道」とは野球を学ぶ上で、単に技術の向上のみ ならず「人としての道」も同時に学んで行く事であります。
野球を通じて心身共にバランスのとれた、真にグローバルな人間形成を目指し、礼節を重んじ、規律を守り、感謝する心の大切さを学んで行く事です。


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